海外線(かいとせん)は神奈川県の新三崎口駅と同県の海外駅を結ぶ首都圏環状
急行電鉄の鉄道路線である。旅客案内上は「かいと線」表記であり本来の表記は使用
されることがほとんど無いので、かいと線表記とする。

概要
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新三崎口から海外までの一区間のみを結んでいるいる。自社線内全路線と相互直通
運転を行っている。

路線データ

区間:新三崎口〜海外

軌間:1435mm

駅数:2駅(起終点駅含む)

複線区間:全線複線

電化区間:全線(直流1500V)

保安装置:ATS

最高速度:80km/h

運行形態
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原則的に他路線とは独立した運行形態となっているが、直通列車も多少ある。20分
サイクルのパターンダイヤが組まれている。

一部の列車は自社の各線に直通している。

現行ダイヤにおける拠点駅の1時間当たり運行本数は、海外駅では日中3本、平日
朝のピーク時で6本である。

列車番号

列車番号は5桁の数字の末尾にアルファベットを加えて表される。アルファベットは
各所属路線ごとの車両を使用する運用により異なる(かがみ線はK、さくら線はS、
みさき線はM、はるひ線はH、かいと線はK)。ただし、かがみライナーのアルファベットは
KLとなる。なお、同一の番号を振るべき列車が複数ある場合は、A・B・Cを末尾に追加
する。

付番方法は、数字の万の位と千の位は列車の始発駅発車時刻の「時」が使用され、
下3桁は編成ごとの運行番号を表す。

運転中に編成の増解結を行う列車については、併結・分割ともに番号をそのまま
使用する(例:12001M+12003M)。なお、番号が重複する増解結ダイヤの場合は末尾に
A・B・Cを加える(例:12001M+12001M→解結後12001M列車と12001MA)。

列車種別
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現行の列車種別

2009年3月現在は以下の3種別で構成され、日中は普通のみが運行されている。
停車駅についての詳細は路線図を参照。また、優等列車は種別ごとに種別色
(路線図参照)を定めており、英語での案内にはその色を用いる場合もある。

快特

各駅に停車する。種別色から、GreenLimited Express, Green Train と称される場合も
ある。

快特は早朝・深夜のみの運転である。

全ての形式が快特ダイヤに入る。

特急

特急は早朝・深夜のみの運転である。両数は基本的に8両編成で運転される。

全ての形式が特急ダイヤに入る。

普通

普通は各駅に停車する。日中は20分間隔で運転されている。両数は基本的に2両編成
だが、ラッシュ時などには長編成の普通列車も運転される。

全ての形式が普通ダイヤに入る。

歴史
--------------------------------------------------------------------------2008年(平成20年)2月1日 みさき線、かいと線開業