首都圏環状急行電鉄(しゅとけんかんじょうきゅうこうでんてつ、英称:Metropolitan
Loop Express Railway)は、パソコンに本社を置く関東の架空鉄道である。
通称、首都環鉄(しゅとかんてつ)、略称、首電(しゅでん)又はMLE。コーポレート
スローガンは、「人に、環境に、やさしい鉄道へ」。
概要
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埼玉県鷲宮町から埼玉県春日部市、東京都新宿区、神奈川県横浜市、横須賀市を
通り、三浦半島へ至る鉄道路線を運営している。
歴史
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2000年(平成12年)4月1日 新景急電鉄設立
2008年(平成20年)2月1日 みさき線、かいと線開業
2008年(平成20年)4月6日 かがみ線開業
2008年(平成20年)12月27日 さくら線、かがみ線(春日部〜鷲宮)開業、社名を「首都圏
環状急行電鉄」に変更。
2009年(平成21年)12月27日 はるひ線開業、これに伴い春日部〜加納間をはるひ線に
変更。
路線
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かがみ線:鷲宮・加納〜横浜
さくら線:横浜〜金沢文庫
みさき線:金沢文庫〜城ヶ島
かいと線:新三崎口〜海外
はるひ線:春日部〜春日野
車両
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首電の車両は棟急車輛製造、河崎重工業、日本車体製造、近機車輛、目立製作所
製で、目立製作所を除きほぼ均等に製造されている。なお、譲渡車両の更新などは全て
景急ファインテックで行っている。2008年12月現在、1424両を保有している。各形式の
詳細はそれぞれの記事を参照されたい。
外観
特別塗装車を除き、車体はクリーム色に塗装されている。各路線のラインカラーはその
上にラッピングで施されている。ただし、10300形の第1編成〜第3編成のラインカラーは
ラッピングではなく、塗装である。
車両設計については、保有している全形式の先頭車前面に日本語表記とは別にローマ字
表記専用の行先表示器が設置されていることが特徴である。
種別・行先表示
種別表示器には全形式がフルカラーLEDを採用している。行先表示器もLEDを採用して
いるが、車両や形式によりオレンジ色LED、白色LED、フルカラーLEDの違いがある。
仕様
10000形と10300形は、都営地下鉄乗り入れの条件に満たすため、片側3扉で、貫通扉を
備え火災等の非常時に運転室正面から脱出可能となっている。
形式呼称は景浜急行電鉄や棟京都交通局同様、「…系」ではなく「…形」を使用し、形式
番号が乗り入れていた4社局と重複しないように10000番台以上の数字を用いていたが、
2008年に登場したZERO形は10000番台以上の数字は用いられなかった。
現役車両
■ 旅客用車両
■ 10000形
■ 10300形
■ 15000形
■ ZERO形
■ 事業用車両
■ F形
過去の車両
■ 10100形(リース車両、元景急1500形)
■ 10200形(リース車両、元景急新1000形)
これら2形式は試験的に在籍していた。
設備
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運転保安装置はATSを採用している。検車区はかがみ総合車両所を中心に山崎検車
区、朝比奈検車区、鷲宮検車区を加え計4ヶ所ある。
土木設備
路線の大部分が地下と高架になっており、踏切は存在していない。なお、地下区間は、
トンネル内径が広く非常時に列車側部に脱出することが可能なため、列車の先頭車と
最後部に非常時脱出用貫通扉を装備していない車両でも走行できる。また、連結している
列車でも走行することができる。
旅客案内施設
全ての駅に発車時刻・行き先等を表示する
LED式表示装置を導入している。
列車の案内放送などは、駅員が肉声で行う。
車両は鷲宮、加納寄りを1号車とし、城ヶ島、海外寄りを大きい数字(16両編成の場合
16号車、4両編成の場合は4号車)としている。
駅務施設
自動券売機は、ICカードに対応しているタッチパネル式多機能券売機を導入している。
24時間運転
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全線が地下区間、複々線となっている、さくら線金沢文庫から、かがみ線春日部までは、
24時間列車を運行している。種別は普通と快特のみである。列車編成も2両編成のみと
なる。また、保線作業の関係上、発着ホームが変更となる場合もある。
フリーパス
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首都環鉄のフリーパスは全ての種類で1日切符から7日切符を発売している。
首都環鉄全線フリーパス
文字通り、首都環鉄全線のフリーパス。
かがみフリーパス
文字通り、かがみ線のフリーパス。
さくらフリーパス
文字通り、さくら線のフリーパス。
みさき・かいとフリーパス
文字通り、みさき線とかいと線のフリーパス。
かがみライナーフリーパス
文字通り、かがみライナーのフリーパス。
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